スコーンで得られた心の健康。
週末、スコーンが食べたくなった。
私の幸せの形というのは、週末ソファーとオットマンでくつろぎながら本を読んでスコーンと好きな飲み物を飲んで過ごす、ということのようだなとふと気づく。
今の私に足りないのはオットマンとスコーンだ。
オットマンに関しては、10月に価格改定となってしまうので今月中に発注することを心に刻み込む。
となると、残りはスコーンだ。
ああスコーンが食べたい、その前にお昼だ、お昼欧風カレーを食べて、それからスコーンを食べたいと、カレー店を探し。
- 恵比寿sync
- 広尾のカレー
- 芝浦 ボンディ
と悩んだ結果、欧風色の強い芝浦ボンディへ。
2時半ぎりぎりに入店し、食べたもんですからおやつ時にはお腹がいっぱい。
用事があった広尾までお散歩したものの、お腹は減らず。そして通りがてら見かけた天現寺カフェでカレーを見つけて、最初からここにすれば良かったと気づきつつ、週末はお腹いっぱいで終了。
この夏は、食事をコントロールしていたせいか、その反動で餓鬼に取りつかれたように食事量を採るようになって来た。
激しい眠さは食事量によるものだと、いまかかっている漢方医に言われていたことをようやく思い出したのが昨日。
昨日は夕飯も食べず、18時に眠り12時間起きずに眠り、そして今日。
朝の豪快な食欲に、これはいかんと計画立てる。
スコーンのあるお店で思い出したのです、ジュビリーアンドロースター。
(考え事し過ぎて煮詰まった時また落ち着きに行く 白金台 ジュビリーコーヒーアンドロースター)
煮詰まった自分の心と体を落ち着かせるためにも、昼を少なめに。
お腹が空いたら空いたで考えることとする。
腹八分目を思い出せ。空腹を怖れるな。空腹を体に呼び起せ。
そうして空腹を久方ぶりに感じる事が出来てから、ジュビリーへ。
スコーンと、スコーンと合うホットコーヒーをマスターにお願い。
一つのスコーンを、丁寧に、30分以上かけて食べれば、それだけで満足感を味わえるのだとこれまた久方ぶりに感じる。
様々な感覚が鈍っていた。
心弱るきっかけから、自分が人生を操舵していない感覚にとらわれ、悪いスパイラルに飲み込まれていたのを、ジュビリーの静謐な空間の中、深呼吸して、ゆっくりとおいしい食事を味わうことで、心から満足が出来た。
おかげで今、お腹が空いたという疲労感、心地よい睡眠欲に襲われている。
ルールに縛られ過ぎて自分を責め、追い詰めていかないように、自分の感覚、したいこと、食べたいものに貪欲に動こうと感じた。
これでまた明日から頑張れる。
考え事し過ぎて煮詰まった時また落ち着きに行くとは我ながら良いことを書いたものだ。こういう場所を知っている、という事が強みになるんだなと感じた今日の出来事。
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