ファン必見 2015年現在の!今の!早稲田ちえの絵が!12年待ったよ「―女神― なかよし60周年記念版 (なかよしコミックス)」講談社
いやあね、前々から、なかよし60周年記念で復刻版の漫画を出すから投票してねってニュースを見てそのラインナップで
とか世代だわ全部読んでるわという懐かしい作品を見ていてびっくりしたのが
―女神―!!!
「好き」ってなんだ? 短くもナイーブな10代の心の軌跡を、シャープに描ききった表題作のほか、作者の代表的作品4編を収録した恋愛オムニバス。
早稲田ちえがラインナップに入ったぞと!!
大好きなのです。
手帳にこの人のこの漫画の一コマを印刷して貼ってます。
NERVOUS VENUS
で、この作品が6巻まで出ているのですが、2003年から作品が出てきてなくて。
12年待ち続けておりました。
早稲田ちえ作品の読み方は好きすぎてこちらにまとめました。
復刊するマンガの投票をしたものの、最終的にこのラインナップに上がってきた作品は全巻発売することにしたんですって。
ということで、女神が発売になりました。
投票した身としても、その事実だけでこれはご祝儀買い!と買ってまいりました。
帯でドキドキしたのが初版限定でかきおろしメッセージペーパー封入!ということ。
そわそわしながら読んでいると、情熱の嵐の途中で唐突にペーパーが挟んでおりました。
2015年の。今の早稲田ちえのイラストとあの独特な文字のメッセージ入りでございます。
正直な気持ちが、嬉しさもあるけど、さみしさもあった。
そのイラストは、NERVOUS VENUSの1巻の頃とも、6感の頃とも違うタッチで、髪などが以前よりも線が太くなったのかな、という感じがして、志賀直哉の暗夜行路が浮かんだのです。
暗夜行路とは途中最大10年近くの中断をはさみながら17年かけて完結した小説なのですが、
やはり中断の前と後では何かまとう空気が変わってしまうんですよね。
それは時代が変わってしまっていることもあるし、作者の人間的変化もあるでしょう。
それだけに完全に、この女神も、NERVOUS VENUSも私の青春として完成したなという気持ちもしています。
だけどもそれでも、続きが読みたいですよ。早稲田先生待ってますよ。
早稲田ちえちゃん、元気でしたよ。続きも描く気でしたよ。周りも描いてほしがってるし。いつになるかはわからないけど、私も続きを読めるのをずっと待ってます。(´v`)
— 海野つなみ (@uminotsunami) 2014, 1月 29
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早稲田ちえマンガの読み方買い方は調べて記事にしましたのでこちらからどうぞ。
なかよし60周年記念版は人によってぐっとくる作品が違いそうですね。