東京タワーを見ながら激ウマ白レバーパテからカプチーノまで大満喫できる穴場! 田町「コロネッタ」
田町駅、からはちょっと遠いですよね、慶応大学の更に奥。
道筋としては、麻布十番から五反田方面へ歩みを進めて、DHCの看板?オブジェ?
夜になるとド派手なネオンサインというか、もうDHCを前面に出した、ちょっと前にニュース・新聞を賑わせた時に写ったあれ。その角で左に曲がる、というのがシンプルなルートでしょうか。
この辺りも駅から遠いけど、飲食店が密集しているところ。
去年あたりにいきなりオープンした、きれいでこじんまりとしたイタリア料理店。
オープンしてから気になっていたけど、通りがかる時はオープン前でクローズであることもしばしば。
であったのですが、オープン時間であるはずの18時前に通りすがっても開いている。
ということが2度続きましたので、入ってみることに致しました。
ドアの前に営業時間変更のお知らせがあり、
17:00オープン24:00クローズ
(23:00ラストオーダー)
に、10月6日からなったそうな!
これはこれは。
道理で先客もいるわけだ。
カウンター席に通していただきます。
メニューを見る。生パスタもおいしそう、タリアテッレか、秋らしくカボチャのカルボナーラニョッキも気になる。
念のため、一人でも「Degustazione 選べるプリフィックスコース」が頼めるか店員さんに確認してみたところ、OK。
席料のバゲット300円に
- 前菜の盛り合わせ
- パスタ
- メイン
- 自家製パン
- カフェ
がついて3,500円。
このお店がどういったお店なのか、一通りチャレンジであります。
前菜の盛り合わせはまず、冷菜から。
豚ホホ肉のスモーク、これお手製と言っていたかな。それに生ハム、こりっとしたモツが葉物の上に。これが右側にあり、左側にカルパッチョ。
お手製メニューが多かったですね。飲んでいませんが、自家製ジンジャーを使ったシャンディガフとか気になりました。
あとは内臓系のお肉を使ったメニューも多かったですね。
ナイフとフォークでゆったり味わって、食べ終わると次、温かい前菜。
左側がいわしか何かの小魚をイタリア風に南蛮漬けにして玉ねぎなどと和えたもの。これもちょっとした苦味と南蛮漬けの甘酸っぱさに玉ねぎの歯ごたえ、味わいが合わさって美味しかったのですが
右側の!レバーペースト!白レバーペーストのカナッペだな、レギュラーメニューと言っていたので。こんれが美味しかった。即赤ワイン飲みたくなった。今回はお酒なしでご飯だけだったので我慢ですが、これはもう単品で頼んでワインです。おかわりしちゃうと思う。レバーのちょっとした苦味が絶妙にお酒を欲します。
前菜の時点で、かなりこれはおいしいぞ、とテンション上がる中
東京タワーだ。
カウンターから左を向いて外を見ると、ビルの間からちょうど、東京タワーだけ光り輝いて見えるんです。
この場所からこんなに見えるってすごい!!奇跡的。それだけに希少価値を感じてテンション上がります。下手にあからさまに見えるだろうっていうところよりもおしゃれです。
これ、東京タワーの特別ライトアップを事前に調べ、女の子を右側に座らせる。
話をしていると左側を向くので自分の後ろに特別な色を放つ東京タワーに女の子が気づく。
なんてシチュエーションどうですか??この料理のおいしさに切り取ったみたいな穴場東京タワー、知っておいて損はないと思う男性諸君!!(事前に下調べのほど抜かりなくよろしくお願いします)
パスタ到着前にすっかり大盛り上がりですが、わくわくのパスタがやってまいりました。
悩んだ結果、常陸牛の赤ワイン煮ソース 手打ちタリアテッレに致しました。+200円だか300円払ってでも、生パスタ、という思いは大正解。
UFOを逆さにしたような大きな中央がくぼんでいるお皿の中央に、タリアテッレが。最初は量が少ないかな?!と思ったものの、30代はこれでもうちょうどいいのだ、と食べ終わってメインを待つ時に思います。適切な量を、ありがたく、味わって食べられるというのは本当、幸せです。
こちら手打ちタリアテッレも良いですが、牛の質感ごろごろな赤ワイン煮ソースがいい!肉肉しさがありました。ここでためにためた席料のバゲット投入です。赤ワイン煮ソースを余すところなく、バゲットの力をして頂くことが出来ました。
満足感に包まれながら、メインの千葉県産 水郷赤鶏のローストが。ええ、私肉が食べたかったのです。とっても。悩んだけどこれが一番食べたかったんだもの。
で正解。トマト、ナス、パプリカなどのグリルと共に、パリッパリの皮をよく切れるナイフですっと切ってはしから頂いていく。そうするといつの間にか肉質が変わっていき、最終的にもうもっちもちの弾力の鳥肉に変貌していたんですよね。
何だか2種類の鳥肉料理をたのんだような気分に。
さらに。
最後にカフェがついております。食後に選ばせてもらうことにしておりました。
コーヒー系に紅茶、ハーブティーなども選択できましたが、このイタリア料理の充実具合からしてエスプレッソかカプチーノにしたいなと。食前はエスプレッソかな?と思っておりましたが、カプチーノ気分になりましたので、カプチーノをお願いします。
一応、自宅ではエスプレッソマシンでカプチーノを自分で淹れているので全自動か、どういう抽出をしているのか音でなんとなく推測してしまうわたくし、聞こえてくるマシンの音で期待が高まります。
濃いクレマにリーフのデザインカプチーノが描かれてやってまいりました。
で、一口のんでこれは!と思う美味しさでした。
10月6日から平日営業時間が伸びた代わりに、土日祝のランチ営業が事前予約制になったということが残念ですね。土日にランチしてこのカプチーノが頂きたいです。
日暮里のカメヤマコーヒーの豆、とメニューには書いてあります。これはチャレンジしてみたいなあカメヤマコーヒー。
でもミルクもおいしかったんだな、最後スプーンで残った泡をすくっていただいてしまうくらい美味しかったのです。
最後まではっとすることが多かったプリフィックスコース。大満足でしたー。
時間が早いということもあって、シェフとサービスの方が2人とも厨房の方で作業をされているので、私の前の方たちも、私も会計時にお呼びしても数回気付かれず、といった事がありましたがそこはご愛嬌というところでしょうか。
夜、遅い時間帯になるとカウンターにはおひとりさまが結構いらっしゃるということです。
駅から遠いけど、これおすすめですよ。どうやって人を誘ってこようかなという感じです。
そしたら次回は白レバーのパテに赤ワイン。そしてカボチャのニョッキカルボナーラかなあ。
あー、食べたい。人誘わずにまた一人でご飯食べに行っちゃうかもしれません。また行きまーす。
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コロネッタ (イタリアン / 三田駅、白金高輪駅、田町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.7