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生きた空気感が伝わる 「玉の井という街があった」 前田豊 立風書房

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もう3、4年前なのかしら?読みたい本リストに入れていて、
ここ最近のぼく東綺譚を読んだ勢いでこちらも読みました。

雑誌の連載ということで、短い、関連性のあまりない文章が脈々と続いて行く感じ。
その見通しの悪さがまさに玉の井ラビリンスにお似合いなのではないでしょうか。
昔の玉の井を知っている著者による生きた空気感が伝わってくることが収穫でした。

もうすでにその姿を残さない街の空気に触れたい方は一読をお勧めします。

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