「有次」で庖丁を買うということ。 dancyu (ダンチュウ) 2013年 11月号
|
前の記事
「京都にいきたい。」特集で思わず手を取ったのですが、
やはり注目してしまうのはかねてから気になったあまり
検索ランキング上位に入ってしまっている「有次」さんの記事。
有次さんというだけで気になるのに、書き手の「稲泉連」さんにも
気になってしまう記事でした。
「手入れの手間が物に対する思いを深め、
普段の料理に対する意識を高めることにもつながるのではないか」
という思いで、朴の木の柄のついた鋼と軟鉄の商品を選んだという
その価値観が素敵です。
私も最近買ったのがグローバルのペティナイフではありますが、
買ってから、切ったらすぐに洗って、ふくという行為ができるようになった、
ということが大きいと思うのです。
日曜日も切れ味の鈍りを感じる前に、研いで、玉ねぎを切っても涙も出ない
という状況にうっとりしながらチャーハンを作りました。
生きていくうえで必要な料理という時間が贅沢で幸せな時間になるように、
私はやっぱり有次に行きたい、という気持ちを新たにいたしました。
「菜箸買いたいから京都行くわ」
というと、完全に周りの人にはびっくりされますが。
他の用事で関西方面に行く用事がありますので、是非とも有次さんに
お邪魔したいものです。
タカシマヤ京都スタイル 京のモノ 調理器具さんのページで、包丁や卸し金が、
高島屋のギフト リビング キッチングッズ 調理器具のページではそれに加えてかつお節を削るかつお箱の取り扱いがあるようです。
ご興味ある方は、「有次」で検索して、職人の技を確認してみてくださいね。
→稲泉連さんの本を読みました。(今、辛い学校生活を送る人へ 僕の高校中退マニュアル 稲泉連 文藝春秋)