謎というより歴史かな「芥川賞の謎を解く」鵜飼哲夫 文春新書
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サブタイトルが「全選評完全読破」となっております。
たしかに、芥川賞って選評がおもしろい。
雑誌版で読む場合は、本編読んだ後に選評を読むのが楽しかったりしますもんね。
この本では選評をキーに、芥川賞の歴史、知名度、日本の移り変わりなどを紹介してくれます。
半藤一利さん、著作は何冊か読みましたが芥川賞選考会の司会もされていたとは。改めてすごいなぁとびっくり。
あまりにも知らない。 だからできることは知っていくことしかない。 「昭和史が面白い」半藤一利 文春文庫
自分が読んだ作品に関する話がでてくると、ちょっとじっくりと読んでみたりしながら、おおむね今度読みたい本のメモメモがメインとなりました。
しかし、芥川賞をとっても、10年経ったらまったくわからない作家の方も数多くいらして、難しいと思いながらも、やっぱりちょっと気にしては読んでいくことでしょう。
9月3日読了。
読みたくなった本メモ(芥川賞作家以外のものも含む)
吉村昭さん
三陸海岸大津波 (文春文庫)
生麦事件〈上〉 (新潮文庫)
破獄 (新潮文庫)
忍ぶ川 (新潮文庫)
カクテル・パーティー (岩波現代文庫)
ヒロセマリでした。