新宿で一人で時間を潰す場所を見つけた。 有隣堂プロデュースブックカフェ「ストーリー ストーリー(STORY STORY)」
新宿に行く、というのは私にとってよほどの用事があるとき。
往々にして飲みのお誘いか、観劇か、くらいなものなのです。
よって大体新宿に詳しい人が居て、それにくっついて歩いて行くのを主としています。
ですので一人で用事があるついでにご飯を食べる、ということに非常に難義するんです。
新宿という街は移動が面倒なので、降り立った出口付近で食事したいとなると、新宿という街といえども私にとっては5つ6つのエリアに分類されるわけで、なかなかにそのエリア内で良い店を見つけるのがむつかしい。
そんな中、新宿南口近辺でカレーが食べたいな、と思ったのが発端。
メトロ地下街の肉の万世を見てみよう、と思ったら思ったよりヘビーな感じがして今日は断念。
小田急百貨店に居るので、何の気なしにレストランのフロアマップを見てみると、ブックカフェがあるのに気付きます。
そしてカレーがあるし。
今まで気になっていたブックカフェというものを女もしてみてみむとてするなり。
ということで地下からぐいっと10階まで上がります。
一筋縄ではいかず、一旦8階まで上がって、エスカレーターまで歩いてまた上がっていきます。
おしゃれな雑貨が並び、あれ、中央にテンピュールのベッドスペース?という謎空間に足を踏み入れたらカフェがすぐ横に。
柱に使い方ガイドがあったので見ると、席を取ってから注文、次いで本を選ぶ、みたいなことが書いてあったので窓際のながーいカウンター席の1つを確保しレジへ。
予定通りのカレーを注文し、札をもらいます。
セルフサービスの水を汲んで席にトレーを置きます。
本屋の方に行ってみると、思ったよりもスペースが少なく、チョイスが難しかった。
ちなみに、カバーがかかっているもの、雑誌、旅行ガイドなどはだめですよ。
読める本なら3冊、持ち込み可能です。
なんとか読みたい本リストにピックアップされている本を発見し、席へ。
本を読んでいるので結構待っていても気にならなくなりますね。
カレーと、サラダが到着します。
まず気になったのはサラダがあるのにスプーンしか運ばれてこなかったこと。
案の定食べづらかったです。
サラダがあるのにフォークがないと、野菜がこぼれやすくなり、ひいては本が汚れる確率が上がるということ。
フォークが欲しいです。
カレーは、じゃがいもが一個丸々入っていたり、肉に一工夫有りだし福神漬け&ラッキョウも乗っていて好感触だったのですが、いかんせんルーの量が少ない。
ルーとごはんのバランスが悪いと惜しい気持ちでいっぱいになりますね。
しかしながら新宿という土地で駅から雨にもぬれずに立ち寄れる読書スペースを見つけたというのは私にとって大いなる収穫です。また行くと思います。
1人の人には大いにおすすめだけど、複数人で本を読むわけでないのなら、わざわざここまでこなくともcafeはたくさんあるのでは新宿に・・・と思います。
そんなにいい場所が無いのかな新宿は?
次回は食べ物を頼む前にじっくりと本をチョイスしたいと思います。
思ったより並んでいる本たちに物語性を感じなかったというか、選んでいる「人」が浮かんでこなかった。
それはどうやらテンピュールの奥にコーナーがあるようなので、伊勢佐木町の雄有隣堂さんの底力の評価は次回そこを見て下したいなと思いました。
なんだかんだで本を読めて嬉しかったな。
ただ、誤解を招くから自分で買った雑誌は開き辛いかな。ダイヤモンドを開くのをためらってしまいました。
<関連記事>
- 都内で「高野豆腐の天ぷらが食べたい!」という時に。新宿「讃岐うどん大使 東京麺通団」
- 夢か真か 一般的イメージの白金には駅前にこういうスペース欲しいよね 白金高輪「洋菓子司白金堂」
- 本を読むには、照明が暗すぎでは無いのか? 自由が丘 BLUE BOOKS cafe
- どこでいつ本を買うのがお得なのか 城南エリア近辺本屋比較1
ストーリー ストーリー (カフェ / 新宿駅、新宿西口駅、新宿三丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5