「なぜ?」がわかると意識が変わる 「スタンフォードの自分を変える教室」 ケリー・マクゴニガル 神崎朗子訳 大和書房
丁度今読んでよかったかなと思いました。
何故かというと、自分がちょうど、「意志力筋を鍛える」に該当することを
実践しはじめているから。
人に言うのもちょっと恥ずかしい、というくらいの
やろうと思えばやれることを、
一つ一つきちんと順序立てて、計画通りに実行していく。
10月ころからにはじめたこと、それに加えて年明けから始めたこと。
計画を達成していくことの繰り返しを行って、少しづつ、筋肉がついて
動きやすくなってきたかな、という状況に対して、
「なぜそうなったか」かの理由を解き明かしてくれる本でした。
自分の体・気持ちに対して訪れる変化。
なぜそれが起こるのかというメカニズムと対処方法。
それは今まで私たちがこうすることが効果的である、と信じていたことが
実は効果が薄く、欲求や気持ちをそのまま受け止めたうえで、
適切な行動をすることに効果がある、という新事実を
認識させてくれます。
今回認識したことで、これから物事への対処を変えていけるのか。
自分を変えるかどうかは、細かいところも計画立てて
「意志力筋」を鍛えつつ、本にも書かれているように
10週間くらい見てじっくり取り組んで行けるかどうかに
かかってくるのかな。
そこができないとまたこういった本とかに行ってしまうのかな。
あきれるくらいじっくりと、ていねいにゆっくりと、取り組んで、
しっかりと身につけたいですね。
個人的にはこういうアメリカの翻訳本って20年以上前のものばっかり
読んでいたので、ミシェルとかヴァレリーの話が古臭く感じない、
というだけで嬉しくなってしまいました。
この本ももう2年以上前のものなんですけどね。