仕事で、ラッキーを活かして、自分の強みを伸ばしたい方へ「ラッキーをつかみ取る技術」小杉俊哉 光文社
この間読んだ小杉さんの他の本にチャレンジ。(参考:語り掛ける文体が特徴的「起業家のように企業で働く」小杉俊哉 クロスメディア・パブリッシング)
ラッキー、をつかみ取る技術。
運ではなく、習得できるものだと定義し、そのノウハウを書き記す。
「ラッキーだね」と言われるには、人に任せるしかないですが、人にそういわれるようになるまでの状態に対してジャッジをするのは自分。
そういうマインドを理解し、自分に取り入れることが「ラッキーへの準備」であるのかな。
一部、理解できるなぁと思うところもあり、そういった特性もあるのね!と思うところもありでしたので、そちらも取り込んでいければさらにラッキーになれるかしら。
調査から出てくる例示が興味深かった。
「夜と霧」著者ビクトール・フランクルの
人間は、刺激に対して直接に反応が決まることのない唯一の動物
P64
過去に何があったかは知らないのに
「あれをしてはいけない」「あれはできないことになっている」、そう、個々のチンパンジーは思っているのです。
P94
という組織行動に関する実験。
着任当初から社員の意識調査をし、社員がどう考えているかに大きな注意を払っていた
P144
という日産ゴーン社長の判断。
仕事で、ラッキーを活かして、自分の強みを伸ばしていきたい方におすすめです。
5/28読了。
ラッキーをつかみ取る技術 (光文社新書)
ヒロセマリでした。