どんぴしゃな私は“肉食文系女子”なのか 新潮社 RoLa 2013年11月号
表紙があまちゃんの能年玲奈だったから手に取ったけどそれどころではない雑誌です。
外観の作りからして、光沢のある表紙、これはどこの出版社のどんな雑誌なのか?
既存の雑誌とは違った「ざらざらした」「完成してないいびつな」感触を受ける。
『少女マンガ、ドラマ、J-POP!「90年代」って女子カルチャー』
というメイン企画の冒頭、栗山千明の周りに置いてあるマンガが、
それこそアンアンとかオズ、Penで見るようなマンガ特集よりも一段階マニアック度が高い。
なかよしの欄に野村あきこのJOKER、プライベートアイズ、松本洋子の闇は集う、
ちゃお欄にムカムカパラダイス、ワン・モア・ジャンプ、エンジェルリップですよ。
これは当時読んでた人はぐっときてしまうでしょ、ということでぐっと心を掴まれてしまいました。
厳密には野村あきこならやまとなでしこ同盟だし、エンジェルリップよりアリスにおまかせ!
だったり、怪盗セイント・テールより熱烈台風娘を読んでたな、と思うのは
ターゲットの「28歳」よりやや上だからか。
私が読んでた本に、妹世代が好きだった本が紹介されている感じでした。
よくある「少女漫画の名作100!」みたいな定番作品よりも、
一から作ってるなぁ、という感覚があって、これは新しいぞ、と。
おかしいでしょ、コミックスラインナップ!!(良い意味で)これが一部なので
是非紙面を読んで頂きたいと思います。
そこからTVドラマのテーマに。
土9ドラマ特集では98年にあえて「P.A.」のみが入っているというのに、
先ほどのワン・モア・ジャンプといい、私と同じ赤石路代ファンがいるのでは、
と勘繰ってしまいながらも安達祐実と中山エミリの対談を眺める。
そこからMAXの3人(Tacata’がいい感じなのが嬉しい!ライブ行きたい!)、
河村隆一×IZAM×なんと東海林のり子!!!Break Out!!
とビジュアル系好きは叫んでしまいそうな面子。
このあたりでパワーが尽きかけ、ヒャダインさんのアイドル論を読んで、力尽きました。
1度で読み切ることが出来ませんでした。
で、よくよく調べると新潮社の雑誌!!うそでしょ!
いいなぁ、この雑誌。冊子作りに協力したい!OLが寄稿できるコーナーでもないかしら、
と思うような身近感のある雑誌です。