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「13歳のハローワーク」「新13歳のハローワーク」を読もうとする君へ。 作 村上龍 幻冬舎

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これを書いたのは、大学在学中に賞をとって小説家になった人だ。
そして、映画を5作は監督している人でもある。
だから映画に関しては多くのページを割いて様々な役割について語ってあるが、反面、テレビというものに関してはどこか信じていないところがあって、声優なんて5行くらいしか記述がなかったりする。

この本は、村上さんという人が、いろんな人に話を聞いたりした上で、村上さんの考えとして様々な職業を紹介しているということを、13歳の君は知ってほしい。
ここにかかれていない職業だってたくさんあるし、かかれている職業についても、書かれている内容が全てではもちろんない。
でもこれからの自分について考えるきっかけとしては良いものだと思う。13歳から考え始めたら、仮に大学に進むとして、就職活動を行う21歳、22歳までにはより納得のできる人生に向かって歩むことができるんじゃないかな、と思う。

また、就職してからだって、自分のやりたいことのために職を変える人だっていくらでもいる。掲載されていないサラリーマンになって、そして続ける人だってたくさんいる。

とりあえず、親がそういうから、そんな理由で職業を決めないで、負けないで。それだけは、13歳の君に伝えたい。

2冊合わせて読んだ結果、基本は同じ内容ということが分かりました。

順番を読者の要望に合わせて配置し直し、職業が新たに加わったり、おそらくなくなっていたりさせているのでしょう。今読むのであれば、「新」の方が適切かな、と思います。