まさに「読む漫才」 爆笑問題の日本原論〈2〉 爆笑問題
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爆笑問題さんの本をまた読みました。
1997年の3月から、1999年の9月までの時事問題をネタにして
太田さんと田中さんのトークが繰り広げられていきます。
頭の中では二人がしゃべっている様子が浮かぶのですが、
ボケの多くが漢字の同音異字のもの。
おそらく、実際の漫才ではできない内容です。
聴くだけでは、おそらく伝わりづらいボケになっているから。
本という世界でも、爆笑問題がその地位を確立した、そんなシリーズなのかと
理解しました。
私の認識の中では、1995年、1996年にとにかく大きなニュースが立て続けに
起こっていた印象があるのですが、
97年から99年までも続々とニュースがあったんですね。
私の記憶しているもの、いないものとありましたが、
こうやって本にすることで、後々の時代まで、その時期を区切り、
記録するものとして残っていくんですね。
<爆笑問題の本の感想>
・第一人者と軽妙なトーク 爆笑問題のピープル 幻冬舎
・小説家の片鱗を95年時点で見せていた 天下御免の向こう見ず 爆笑問題