海の闇、月の影を思い出すあの行為 「天の神話 地の永遠 10」赤石路代 秋田書店
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まだまだ続くこの作品。
永遠かもしれないから続いて18巻目。20巻いくなこりゃ。
水だったり、プリンを利用して自分の仲間たちを増やしていくという技法を見るとどうしても海の闇、月の影が浮かびます。
ダムに血を流して身体を操る恐ろしい流水!
まあ、赤石先生と篠原先生との対談(こちらも)見ると、二人の考えが同じ時期で被るようなことも多々あるので、それもまあ納得か。
最後の話「双輪のアマテラス」はタイミング的に川崎の中学生の事件をモチーフにされているかな。この実際の話から話を組み立てていく様は、さすが。
これから
- みはるちゃんの予言の行方
- 日嗣の体を戻す
- オシラサマ問題
と解決していくのか、それでも新たな問題が増えていくのか。
次巻天の神話地の永遠11巻はおそらく2016年7月発売でしょう。
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