ひと言でいうとドリカムの「何度でも」 「やりきる技術」 小倉広 日本経済新聞社
日経のチラシで頂いた研修の講師の方。
気になって、名前をメモし、本を読んでみました。
多分この本を4、5分で表すとすると
ドリカムの何度でもになります。
オール・オア・ナッシング思考を卒業し、何十回でも
何百回でも「やり直す」と心に決めている。
が本。
へとへとになってくじけそうになっても10001回目は
何か変わるかもしれない
こちらがドリカム、といった感じです。
歌ではなく、本でありますのでその情報量が多く、細かい
具体的なステップが記載されています。
ベイビー・ステップ
目標のハードルを下げて「ベイビー・ステップ」にする。
「ジョギングをする」ではなく
「ウエアに着替えて玄関から一歩外に出る」
にするのだ。
他にも、これはちょっと試してみようかな、という行動がありました。
必須事項や雑用は眠くなってからする
こちらは脇田弥輝さんという方の勉強のコツだそうです。
心に空白ができると埋めたくなる
予定通りにことがすすまなくても、虫食いのままで
いいので、先の作業を進めてみる。
これは、作業内容によるところがありますが、私が割と完璧主義
なところがあり、全然進まなくて嫌になることがあるので、
この方式がとれるものに関しては、是非実践したいところです。
決めたことを「できて当然」と考えるから、
できなかったときに苦しくなる。
そうではなく、「できなくて当然」と考え、
代わりのオプションBをあらかじめ用意しておく。
「やり直す」重要なセオリーである。
私、ジムに週1回は行こう、と思ったら、週2,3回くらい
仮予定を入れておくんです。
で、どれか1回でも行ければOK。また次週へ。
短期的なゴールがある目標ではなく、習慣にして、長く続けていきたい
ことでしたので、現実的にオプションB、Cくらいまでつけていました。
これが続いている秘訣なんだな、とお墨付きを頂いた気分です。
何か物事が途中で終わってしまうな、ということが続いて
滅入っている方におすすめですね。
ここに書かれていることを、ひとつでも初めて頂ければと思います。
また、過去に諦めて、心残りがある方。こちらを読んで、
またやり直せば、やりきる可能性がまた生まれますよ。