「シンプルに生きる」ドミニック・ローホー 幻冬舎
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一時期ブームになってましたよね。
ブーム時には飛びつかず、落ち着いたタイミングで目を通すことが
あります。
本当に良い本であれば、数年経ってもその価値に衰えはありますまい。
フランス人で、日本の禅と出会い、30年日本で過ごしてきた著者が
書く著作はヨーロッパでも人気とのこと。
ヨーロッパからすると新鮮なのでしょうか。
ただ、日本人もそこまで禅についての見識があるわけでもないので、
日本でも新鮮で、当時のヒットに繋がったのですかね。
持ち物について事細かく書かれた項目もあれば、
概念的な項目もあり、これを自分の生活に置き、
シンプルライフを目指すにはここから行動に落とし込めれば・・・
なんて思ったのですが、そういう人はシンプルリスト
でも読んで見れば良いのでしょうか。シンプルリストも読み始めてます。
たとえそれが思い出の品であっても、いらつかせるものから
自分自身を解放しなくてはならない、と自分に言い聞かせる
というシンプル主義の条文をメモして、お部屋の片づけに挑めれば
と思います。
欲しくてたまらないけれど、値段が高くて手が届かない憧れのソファーがあるとしたら、
間に合わせのソファーを「とりあえず」購入するのではなく、
貯金をして、時間をかけてでもそのソファーを
手に入れましょう。
間に合わせのソファーを手に入れてしまえば、結局は
自分がその程度のものになじんでしまうことに
なるからです。
これ、まさに私のソファーがその状態です。
考えて、自分の理想とするソファーを、買おう、という気持ちになりましした。
読んでたら「パシュミナのひざかけ」という記述が何度かあり、気になりました。
カシミヤ繊維を織ったものなんですね。
ちゃんとしたものを、よく知って、買いたいなと思いました。