「気」というものに対する意識を呼び起こせ 野口晴哉 整体入門 ちくま文庫
書物として参考になったのは最初50ページでしょうか。
あとは、主観性が強く、実際に道場に行かないとわからないだろうな、
というかたちになってしまったのですが、その最初の部分が参考になりました。
去年、竜馬がゆくを読んだ際に、竜馬が意識していたのが「気」なんですよね。
相手の気を読んで動くので、非常に効果的にことが運ぶのです。
それを考えると、昔も今も変わらず、「気」を意識して、察知することが出来る人間が
強い、と感じます。
まずは、意識をすること、認知することから
はじめてみたいと思いました。
自分の気に正直に。それが健康への近道なのでしょう。
人間は快い方向に動いていれば健康になるし、健康になればどういうことをやっても快くなる。
そして、その快いという方向に逆らわないようにさえしていれば、自然に丈夫になっていく。
それを意識で「良薬は口に苦し」というようなことを考えてしまう、それは間違っています。