簡単なメソッドに極意が潜む その原理の確認に 「肩こり、首痛は99%完治する」酒井慎太郎 幻冬舎
テレビを見ていて、芸能人の体の不調を治すというコーナーで
紹介されていた医師。
予約が10年以上先まで埋まっているということに衝撃を受け、
本を読んでみることにしました。
内容としては、テレビで紹介していた肩こり解消法の紹介が
肝であるのですが、
なぜそれが効くのか、という理論紹介に多くを割かれていますので、
ただ紹介された解消法を行うよりも、意識的に刺激を与えられ、
効果があがるような気がします。
骨のつくりがこうだから、とか関節がこうなっているから、
ということを頭に浮かべながら、紹介されている3つの動きを
繰り返しています。
やるべきことがごく少ないのも助かります。
人間、習慣として取り入れられるのはこれくらいが限度なのかも、
と思うと、本当に必要なことを毎日少しずつ続けたいと思います。
病院への宣伝だ、という感想も多く、確かにそれは読んでいて
感じました。
重症で、藁にもすがる思いの方には腹立たしいかもしれませんが、
私は本をみてできることをこつこつやろう、という気持ちで読んだので
問題なかったです。