本当に、スカッとさせてくれる「下世話の作法」ビートたけし 祥伝社
たけしさんの本は読むとさーっと脳内が爽やかな気分になるので、好きだ。
今回の本は下品とか、上品とか、粋だとか野暮だとかそういう話。
この環境下で若者が粋になることの難しさを痛感しながら、せめて本を通じて何か感じ取れればと。
今回の本ではたけしの教育論に大賛同。本当に、スカッとさせてくれる。
たけしさんは好きで芸人になったわけでもないから客観的に自分を見つめることができ、自分の環境に対してそれでまぁ、よしとしているんだな。
自分も、好きなことに情熱をかけつつも、冷静に受け止める自分ももちたい。
何か差別的に指してるみたいで困るんだけど、ひとつのことにこだわって情熱を傾ける人たちをオタクと呼ぶとしたら、オタクになれるのは実にすごいことだと思うよ。ひとつのことに情熱を注ぐっていう、そういうことができる状況を自分でつくりだしたわけだから。
P92
1月31日読了