1. トップ
  2. 既存のもの・知識・サービスで出費を減らす
  3. 知識を得て自覚する
  4. 保険の見直しのために読んだ8冊のおすすめポイント
  1. トップ
  2. 読書をする
  3. 保険の見直しのために読んだ8冊のおすすめポイント

保険の見直しのために読んだ8冊のおすすめポイント

保険について考える、という記事を書いたものの入社時に入った保険の見直しまでは至らず。

40歳を前に、改めて考え直し。当時と15際ほどの年齢差が、未来の見通しを少しはよくしてくれました。

プロ複数と会話をして検討を進める方針ですが、(1名会話、見積もり中。もう1名申込中。日程調整待ち。)会話するにしても話をそのまま聞いていいのか、土台が無いので不安。

そういうところは、知識をつけるしかない。不安を解くには地道に本を読むのが結局は近道なのです。

4日で8冊一気に詰め込みました。

どんな本を読んだのか。自分の中の振り返りと保険に悩む方の参考になればと、「こんな人におすすめ」と書いてみました。

読んだ順ではなく、順に読むならこんな感じかな、と並べ替えをしております。

1.すぐに役立つ最新版医療保険と公的年金のしくみと手続き

最初に読むならこれだったな。最後に読んでしまったよ。

私心なく、知識が学べるフラットな一冊。単語を知るところからできます。

網羅性があるので、自分の気になる章を見て他の本を読んで戻ってきてもいいかも。

「生命保険にかかる税金と控除について知っておこう」のところが勉強になり、ここで気になったことを保険の人に質問中。

「見直しの契約は月のはじめに行う」これも頭に叩き込みます。

こんな人におすすめ

教科書的に幅広い知識を得たい方

2.老後資金は貯めるな!

タイトル通り老後資金を全く貯めないことを勧めているわけではなく、会社勤めを辞めてから老後資金をまず使いなさいという本。

国の年金の受給を繰り下げることによって受給額を上げることが生活を楽にするコツだという考え方。

確定拠出年金と、数年後からはiDeCoも加入する予定なので貯金含めた資産利用の順番をどうしていくか。

現実のルールが適用されるまで数十年あり、その年齢の近くにならないと最新のルールがわからないので仕事辞める前にファイナンシャルプランナーなどのプロに相談なのかなと。

この本を読むことで私は退職-公的年金受給までの間に補償が欲しいのだと希望が明確になりました。良かったです。

こんな人におすすめ

年金生活に不安がある方

長尾義弘 河出書房新社

3.家計恐慌時代に備える!保険見直し入門

非常に読みやすい本。なので、上2冊にとっつきにくさを感じた方はこれから読んでもいいかも。

もっと読む順番先でも良かったかな、私は後半に読んでしまって書かれている情報他の本で読んでしまったなという状態だったので。

私が入っている保険はそもそも金額が低かったのもあって、該当しない部分も多かったけど、他の本に書いてあることがここにも書いてあるな、と知識の補強になりました。

こんな人におすすめ

とにかく簡単に、ビジュアルも含めて理解をしたい方

大谷寛 幻冬舎メディアコンサルティング

4.良い保険ダメ保険の見分け方

これ面白いわ。ダメな保険を実名であげてるしこれがダメなポイントね、というのがすっとわかります。

ただ著者三田村さんのパワーが凄いので、この1冊だけにするのはこわいかも。ということで他の本と合わせて読みましたが概ね論点は一緒だったのでこの視点でチェックを入れました。

こういうアイテムを扱っている保険会社には注意、という点もあって自分が検討している会社の決算書とか見て確認。決算書を普通に見てもこのポイントを算出することは不可能ですから、この情報は大変有益でありました。

先ほど明らかになった私のライフプランの希望、「退職-公的年金受給までの間に補償が欲しい」だと今払ってる掛け捨て、更新型では確実にだめだなと実感。会社辞めたあと、今より値段が上がった保険料を払えなくなった時点で終了、無保険です。

こんな人におすすめ

ぶっちゃけトークが好きな方、自分の入っている保険商品に不安がある方

5.医療保険で損をしたくないならこの1冊

上の本と著者一緒ですが、口調が若干マイルドになってます。

読む前は続けて読む必要はないかしら?と思ったのですが、こちらの方は単語の説明などがあったりして、この本を引きながらメール作成したりと役に立ちました。

支払い期間の考え方、引き受け基準緩和型保険についてなど。

どちらか1冊にするならば、こちらの方を推薦します。

こんな人におすすめ

保険商品実名を見ながら、保険用語も含めた知識を得たい方

6.日本人が保険で大損する仕組み

今まで本と視点を変えて、アメリカ・イギリスなどとの欧米の保険観と日本の比較を中心に据えて語られた本も読みました。

がん保険の日本参入の歴史、日本の保険料が安くならない保険会社の仕組みですとかリスクを強度と頻度のマップ化して4つの対応を行うといった考え方が新しかったです。

ただ、この本に書かれている医療費の

「差額ベッド代」は医療費ではなく「(自分で)かける費用」なのです。

中略

差額ベッドは一種のぜいたくなので、もはやリスクの範疇で論じるべき内容ではないということです。

日本人が保険で大損する仕組み

この部分を読んで、医療費ではないけど「退職-公的年金受給までの間この贅沢費用でお金が減るのを補いたい」がメインの思いだったので、逆に医療保険に入ろうという思いになりました。

貯金するという手段が複数の本に書いてあり、万能ではありますが他のことに使えるだけに他のことに使ってなくなってしまうリスクがあるわけで、その分を会社員、かつ余裕のある今拠出しておいて未来の出費の山を低くしたいのです。

若干脱線するところはするっと飛ばしつつ、冷徹な費用対効果を求めるテキストとして参考になりました。

他にメインの本があり、補強や別視点から確認がしたいときの一冊に。

こんな人におすすめ

保険の歴史、なりたち、海外との差異などを知りたい方、費用対効果を突き詰めたい方

橋爪健人 日本経済新聞出版

7.保険ぎらいは本当は正しい

読み終わってから著者の長尾さんは最初に読んだ本の著者だと気づきましたよ。

保険大好き白鳥さんと保険ぎらいの黒鳥さんの例から始まるので読みやすいですね。

この白鳥さんの例を見て保険は申請しないと本当に意味が無いなと痛感。

保険見直しに際し今入っている保険の内容を確認して、入っていることも忘れていて、かつ使いそうもない特約に驚き。解約手続きました。入社時にはもっとアウトドアな人生も視野に入れていたのでしょうが、思ったより自分が嫌な誘いには乗らないスタイルを貫いており40歳を前にそれは無いなと判断できましたので。

アウトドア誘ってきた人に、移動含めてかかる時間分私につきあって図書館はしごして読書する事を条件にすると諦めてくれるという事に気付いて良かった。

そして、「日本人が保険で大損する仕組み」で書かれていたリスクの考え方が具体例交えて書いてあったのですとんと理解できました。

保険を使わずに貯金で対応することを「リスクの保有」といいます。検討していたいくつかの特約は想定される給付金額を50代までに貯金で準備出来ればいいわけだなと理解しそのゴールに向かっての積立投信を検討しています。

ひたすら数値入れてエクセルでシミュレーションしています。

さて、他にリスクはどんな考え方があり、あなたはリスクをどう判断するのか。というのが気になったら読んでみてください。

後半にはいかにして貯蓄をしていくのかの具体例がかかれた「無駄な保険はやめて、ほかの金融商品をフル活用」というパートもあるのでそこまで1冊で完結できるのは便利ですね。

こんな人におすすめ

リスクの判断方法を理解したい方、保険の切り替えだけではなく更にお金の貯め方・増やし方を合わせて知りたい方

横川由理 監修 長尾義弘 著 SBクリエイティブ

8.保険のプロ ベスト30人が教える これからの保険選び

これはご家族いらっしゃる方でがっつり保険に入っている、入ろうとされている人向けの本ですね。

東日本大震災をきっかけに保険を見直そうと思った人向けに30人のプロの人生、保険観などをインタビューしている本です。

それぞれのプロの自分が入っている保険コーナーが興味深い。

基礎知識を付けた後、相談したいという時に手に取ってみては。全国の方がインタビュー対象になっています。

こんな人におすすめ

保険の相談を誰にしていいのか悩んでいる方


ここまで読むと安心です。引き続き、検討を進めたいと思います。