四ノ橋商店街の価格弾力性は、これ如何に。 ヒロセの新店探訪4 白金高輪 寿司・和食 「よこ山」
四ノ橋の商店街に「清月」という昔ながらの蕎麦屋があった。
60年続くその店は2014年の末に、店舗を改装し、カフェスタイルでリニューアルをした。
しかし、ハード面先行で、これは改装が、逆にこの店の寿命を縮めることになるのでは?
とちょっと不安に思っていた。
三合庵と夢呆の間の町の蕎麦屋は何を目指すべきか 白金高輪 「清月」
に書いたけど、
ランチメニュー3種こそ980円なのですが、その他のメニューがなかなかの白金価格。
かけそば、もりそば、親子丼だけが1,000円でいただけるメニューで後は1,400円や1,500円のメニューなのです。
どうせランチで2,000円近くかかるのであれば、ミシュラン蕎麦屋三合庵
との通り、ご飯と価格が釣り合わなかった気がして、再訪もしなかったらやはりクローズなのか、移転なのか、2年も経たずに店構えが新しくなってしまっていました。
あら、これは食べて見たーいと、行ってみました。
13時近くの入店。でもテーブル席1つに、カウンターに先客3組。
私の後すぐ1人入店。
その後30分程度で1人客3、2人客2組が訪れ、20席近い席はほぼ満席に。
それを女将一人で対応していきます。
メニューは、万福セットという焼き魚にごぼうの煮物、しらす豆腐、おひたし、香の物、茶碗蒸し、サラダ、ご飯で1,000円というセットに
7カンに巻物2種、おひたし香の物茶碗蒸しサラダという1,500円のセット。
前日までの予約で割烹セットも可能な模様。
万福セットは+300円でお刺身2種も足せます。
あとはランチサービスで350円のビールとワインという選択肢。
私は先日誤って平日夜行って開いてなかったときに寿司食べたかったものですからお寿司セットを。
まず三角の器に入ったサラダと茶碗蒸しが。
タイミング的にこれはお寿司来るまでに全部食べておこうと茶碗蒸しをいただきます。
厨房にもそんなに人はいないのかな、もしかしたら大将ひとりなのかしらん?
待っているとその他のお料理がお盆に載って運ばれてきました。
寿司7カンにはうに含む。
巻物はかっぱ3、鉄火3。
それにおひたし、小さいしらす豆腐、香の物、味噌汁。
どれからたべ進めていくか困ってしまう楽しさ。
いかの握りが、ああ、この食感のいかが食べたかったなぁと。ぬめっとした(いい意味で)口の粘膜にぴたっとくっつくような
いかを食べたかったので満足です。
さて、このお店正式オープンは2017年1月10日。
そこまでのこのランチは、プレのサービス内容なのでしょうか。
そこが問題です。
この内容、特に万福セットは1,000円でこちらを頼む方が多かった。
白金のこの通り、ランチでこの内容で1,000円なら土日に続々と人が訪れそうです。
これがオープンしてから1,300円とか、1,500円になってしまうのか。
にぎりもこれが1,780円とか2,000円になってしまうのか。
この商店街、この人たちの価格弾力性とはこれいかに。
そんな思いで気になっております。
プレオープンまでがサービスであるならば、今のうちに夜もいっておきたいわ。
にぎりで3,500円とか5,000円とか書いてあったような気がするので。
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昼総合点★★★★☆ 4.2