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編集の力量が光り、わかりやすい「リーダー論」高橋みなみ 講談社AKB48新書

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いや、ちょうど総選挙中に読んでたからキャッチ―だったー。


リーダー論 (講談社AKB48新書)
前AKBグループ総監督、たかみなこと高橋みなみさんの語るリーダー論。

おそらく高橋さんが話した内容を編集の谷口晴紀さんなのかな、がうまく意図を掴んでまとめたおかげか、非常にわかりやすいです。

AKBあたりの話に興味がない方でも、女性部下、特に若手、を抱えてお困りの方は第三章と第四章だけでいいから読んでみると何か参考になるかもしれません。

人前で話すときのポイントが気になる、または相手に自分の思いをうまく伝えたいという方には第五章「心を掴むスピーチ術」がいいですよ。

これを意識していながらも、生であれこれ状況を考えてことばを選んでいくって、凄いわ。準備を繰り返し、努力を繰り返してきて、団体の中で自分の「場所」を見つけ、「地位」を与えられたことで成長していったんだなぁと、AKB48のことをよく知りもしないですが思ってしまいました。

で、最後の章立てが「グループが変革を起こすためには」。

これ読んでいたときに出てきたのが今年の総選挙、結婚宣言。

こっちの変革じゃだめでしょう、と思わずこんな記事も書いたさ。(時代は乃木坂だと伝えるヒム子

グループと、あとはソロになったメンバーがどうなっていくのか。高橋さんの努力が報われるのかどうか。5年後、10年後、長いスパンで。気になるところです。

6月23日読了

ヒロセマリでした。