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なぜ、ご当地キティちゃんが何でもやらされているかのからくりがわかる 「Harvard Business Review」2014年10月号 ダイヤモンド社

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2020年のマーケティングという特集記事が気になって
手に取りました。

顧客関係性で組織は変わる

エキサイティングな取り組みですね。
「売人と中毒者」「秘めた関係」といったキャッチーなワードで
顧客と企業間において、顧客が求める関係を浮き彫りにする
というのは、データ+顧客との対応の蓄積が必要となる分野で
読んでいて非常にわくわくしますね。
セールスフォースのソフトのデモなどを見ると、
ツイッターなどから感情的な要素を抽出、分析する機能が
あったりするのもこのあたりの考え方と関係するのかな。

なぜ日本発のキャラクターが
世界中で愛されているのか

ハローキティに見る
グローバルなブランド拡張戦略

SANRIOの若き社長鳩山玲人さんの記事も非常に興味深かったです。
→社長ではなく、常務でした。詳しくはダイヤモンドのSANRIO特集記事に。
ご当地キティちゃんが何でもやらされていてかわいそう、
と思う方がいらっしゃるかと思うのですが、
なぜ、あんな自由に、キティちゃんが変形し、なんにでもなるのか。
そのからくりがわかる記事でした。
オープン・イノベーション戦略に乗っ取って、打算的に動いてますよ、
あの子は。

コラムの

「理論や分析にであった時、とにかくそれを絵に描いて、
自社で考えてみることが大切だ。」

という言葉は、星野リゾートの星野佳路社長と似たところがあるなと
感じました。
(星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則 中沢康彦

鳩山さんが書かれていた理論や教授の書物に目を通したい、
と思いました。

今回、10月はマーケティングについて勉強したいな、と思い、

  • 最先端の知見に触れる
  • 手に取る書物の参考

とう2点を目的に読み、見事どちらも満たすことができました。

今後、
ネスレ高岡さんの
ゲームのルールを変えろ

コトラーのマーケティング3.0、

戦略経営論、

ヤンミ・ムンのブランド戦略、

ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
を読んでみよう
鳩山玲人 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか

などを読み、さらにミクロな視点に移行していければと思います。

<関連記事>
星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則 中沢康彦