リアル麻薬話のインパクトが強い。「脳内麻薬」中野信子 幻冬舎新書
先日読んだ本
がとっても面白かったので、別の本にもチャレンジ。
脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体 (幻冬舎新書)
この本でも冒頭、
この本がみなさんの幸せな人生に少しでも役立てば、とても嬉しく思います。
の一文が。好きだなぁ、中野さんの心意気が。
自分の中でどうやってドーパミンを出していくのかの行動面にフォーカスしているのかな?と思っていたのですが、知識を得るための本、という位置づけでした。そして、脳内麻薬ではなく、リアル麻薬の話がとっても多かったです。
第二章が脳内麻薬と薬物依存という事で、麻薬オンパレード。そこのインパクトが強く残っています。
この本を読みながら、この膨大な知識を中野さんはさらっと記憶していてすらすらと書けるのかしら・・・と、
「学生時代は一度聞けば全て覚えていて、周りの人が100点を取れない理由が本当にわからなかった」
というテレビでのエピソードを思い出しながら恐ろしいような気分になりました。
そして、知識ベースの話よりは、中野さんの考え、とかエピソードが入った本が好みなんだわ、と気づいたのが収穫。次回の本選びではそのあたりを注目してチョイスしたいところです。
2017年3月27日読了
ヒロセマリでした。