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食べログに投稿してみてわかったこと 食べることより食べログが目的になる人たち

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このページ開設にあたり、食事にまつわる「ヒロセ流美食術」
カテゴリーの記事に関しては、連携して「食べログ」にも掲載するようにしています。

自分で投稿するようになり、ただ利用していた頃よりは、
有益に使えるようになったかな、と思っています。

ということで、わかったこといくつかと、今後について、まとめてみました。

1.新店舗、新規開拓が重要

5件以上の口コミが無いと検索上位に全然出てきませんので、
新店舗に不利な状態です。

新しいお店は誰かが書いていかないと、人に知られない、
ということですので、食べログ以外の情報源から新店情報をつかみ、
場合によってはお店の登録を含めて行う、ということを
意識的にするようになりました。

新店情報をチェックする情報源としては、品川経済新聞
などをチェックしています。

食べログ以前/以後で、新しいお店の情報の広め方が変わり、
今新しいお店はfacebookを活用しているのがほとんどですね。
今の時代の店舗経営ノウハウなのでしょうか。

2.参考票、読者はアメーバみたいな馴れ合いと宣伝のシステム

記事の構成を考えているうちに参考票システムが新しくなる、
という情報が入りましたが。

参考票、足あと機能をリニューアルします(2014年3月6日)

改悪だなぁ、と直感的に感じたのは
『「いいね!」しているレビュアーがわかります』
というところ。

参考票が多く集まるレビュアーに、いいね!をしておけば、
自分のページに人が流れてくる、と踏んで
馴れ合いと宣伝目的にいいね!のさらなる乱立。

おいしいお店の評価が上がるわけがない。

2014年3月25日より、より評価精度が下がるな、ということを
理解する必要があると思います。

そのような「馴れ合い」は本来コミュニティにて展開する方が
健全だと思っていますが、食べログコミュニティはほぼ利用されていません。

日本のコミュニティサイトだと、こうなるのは仕方ないと思いますが、
いずれmixiみたいに忘れられていくサイトにならないように
気を付けて頂きたいと思います。

多分、本当に食事を愛する人たちの半数くらいはこのサイトから離れてしまっていると、
レビューの最終更新日を見るに感じています。
何かきっかけとなるシステム改修で、残りもわっと離れる。
Xデー待ちかな、という風に感じます。

食べログやらせ事件にみる口コミサービスの欠点と未来
に書かれたようなサイトが出来たら淘汰されそう。

3.食べることより食べログが目的になる人たち
タイトルにありますが、
『美味しいご飯を食べるより、
食べログというコミュニティで注目を浴びること』
の方が優先度が高くなってしまった人たちが存在します。

こちらの記事をご参照ください。
カフェの店内撮影禁止

川口葉子さんのブログですが、
『今の』カフェ好き=多くのカフェに行く、写真を撮る
として、カフェに居て、次に行くカフェの話を話す。

RPGゲームの主人公のようですね。
「お店」というモンスターを数多く倒して「経験値」を上げていくような。
訪れているそのお店は最早自分の「成果」でしかないのでしょうか。

最初から、自分の記事には写真を載せていなかったのですが、
この記事を見てから、飲食店でカメラ、携帯を持つことが本当に減りました。

食べログのプロフィールにも下記記載をしています。

<写真について>
食べログの記事よりも、お店で過ごす時間の方がたいせつです。
また、お店にいらっしゃる、他の方の時間も尊重したいと思っています。

自分の投稿に、「写真が見たいなぁ」というコメントを頂いたことがあったのですが、
その方のページを拝見すると、どうやら同様なコメントを大量に展開し、
自分のページに集客、多くのコメントを寄せられるいわゆる「参考票」の
多い方でした。

短文の応酬のコメントの告知が赤字で頻繁に出てくるのに嫌気がさし、
その方へのコメントは削除させていただきました。

4.食べログの利用方法
以前食べログは役立たず!という人へ本当に美味しいケーキ店(首都圏)ベスト20
  という記事にコメントをしたのですが

「食べログ」については、「人探し」の場だと認識。

自分が好きだと思う店たちに対して、好きだというレビューが多い人。
そういった人にフォーカスを当てると、満足度の高い情報が収集できるかと思っています。

レビューの冒頭に「このジャンルでは○○、○○、○○といったお店がおいしいが」
と書かれているところを活用することが多いです。

食べログを最大限活用するためには自分はどの店を、なぜ好きなのか?
ということをしっかりと認識しないといけないですね。

自分の参考にしているページ、人はまた別記事にて紹介したいと思います。
こちらで紹介させて頂きました。(私ヒロセの港区グルメの参考にするレビュアー/ブロガーさんご紹介)

見かけたweb記事の中では“ステマ”にだまされない「食べログ」の使い方(1)が近い考えだなと思います。

5.食に関する本、雑誌の重要性
食べログをはじめてみて、改めて本や雑誌はすごい、と思いました。
食べログの評価と本当に離れている、と感じるお店が多いのと、
本や雑誌だとその評価をした「人」「理由」に加えて出版にあたる「責任」
が伴っている、その責務を背負って発信している、としっかりと見えるので
本や雑誌のチェックが前よりも重要になりました。
横浜近辺難民予防とガツメシチェック おとなの週末2014年 3月号
銀座でリーズナブルに立ち寄れるお店を探して おとなの週末2013年 10月号
温まりそうな鍋特集 東京カレンダー 2014年3月号
まさにこれからのワインの参考に。 dancyu (ダンチュウ) 2013年 12月号 プレジデント社
東京ウォーカー 2013/7/2 いま行くべき東京のビストロ
川口葉子さんの視点を本を介しておすそ分け 京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語
川口葉子さんのカフェ本が他と違う理由。 東京カフェを旅する
こういった感じで。まだまだ紙の本、雑誌が手放せないと強く感じます。

6.食べログで得したこと
実はVIP会員になりました。月々315円のサービスが無料で使え、
半年後、特に解約処理をしなくても良いというご紹介を受けたので登録しました。

携帯だとランキングを見るのにお金がかかるということ自体が
納得いかない、と思っていたので、携帯でもPC版で見ていたのですが、
そうすると地図が全然動かないんですよ。

そこが携帯版になって地図を動かせるようになって快適です。
半年後、身銭切っての利用はしないと思いますが・・・。

また、口コミ数が少ないお店や、新規登録をすると、ポイントが貯まる
制度がありまして、該当する登録をいくつかした結果、
月60円分ほどのポイントが付与されておりました。

7.今後の利用方針
やがて来るXデーまでは、同様に淡々とこちらの記事を連携していこうと思っています。
いつ食べログが無くなっても元々は私のページの記事ですので問題はないですし、
ポイントも貯まっていますし、といったところでしょうか。

食べログをきっかけに、今後も素敵なレビュアーさんを見つけられれば、と思います。

あとは自分の投稿の傾向をつかんで、まとめの方に再構築をしたいとは思っています。

アナログな、自分だけの食べたログに。