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竜馬がおりょうと出会う 竜馬がゆく 3 文春文庫

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前半、

(実が要るのさ)
竜馬にも、いまは身もふたもない。しかし、作り上げたいと夢想はしている。

といっていた竜馬が
勝海舟に出会い、ようやく一歩、階段を上ります。

そして後半ではいよいよおりょうと出会います。

そこで再び出てくる寺田屋のお登勢さんが実に格好いい。

「伏見の寺田屋というのは、天下の共有でお登勢のものじゃありません」

という台詞は、私の脳内では魔女の宅急便の中のオソノさんに変換されておりました。
つまりは戸田恵子さんか。

今後もお登勢さんにも注目しながら読んでいきたいところです。

田鶴さんはかわいそうなところがあるけれども、
竜馬がおりょうに惚れた理由が書いてあり、それが至極納得のいくものだったので、
こればっかりは仕方のないことなのかなと。
竜馬に惚れた女たちのその後、もどう描かれるのか、楽しみです。

その他の巻の感想になります。
ようやく自分が読めるようになった 竜馬がゆく 1巻 文春文庫
SLAM DUNKか、OH!MYコンブか 竜馬がゆく 2巻 文春文庫
竜馬の議論術/日本の押印主義に通ずる点 竜馬がゆく 4巻 文春文庫
日本がどうなっていくのか ページが止まらない 竜馬がゆく 5巻 文春文庫
「ひょんなこと」で人生は変わる。人間が変わる。 竜馬がゆく 6巻 文春文庫
クライマックスの準備 竜馬がゆく 7巻 文春文庫
ついに終了してしまった 竜馬がゆく 8巻 文春文庫