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かぼちゃの煮物をパンにしているような温かみ、なるほど人気店。 麻布十番パン「pointage(ポワンタージュ)」

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行こう行こうと思っているんだけど、なかなかたどり着けなかったお店。
麻布十番の公園―ナニワヤ―二の橋に渡る一角というのは本当美味しいお店が道一本一本ごとにあると言った感じですが
その配置をなかなか覚えきれない。

道一本間違えちゃうんですよね。こう、長方形が縦横に組み合わさっていて、曲がり角での左右のチョイスを一度間違うと目的地からかなり離れたエリアにたどり着き、はたと間違いに気づく。

それで、びっくりするくらいこのお店の前を通っていなかったんですね。

これは、いかんと。そういうことで間違えながら地図を見てお店に到着します。

ハード系なパンに、総菜パン、そしてサラダから始まる惣菜エリアと幅広く取り扱っていることに驚き。
夜遅くなっていたので明かりが落ちていますが奥にはイートインスペースが。

そしてカウンターの上にはスコーンが。
プレーンを聞くと売り切れ、ということなのでその日は諦めて、それから麻布に立ち寄ると寄り道するように。

そして昨日。

立ち寄ってみて、ふらりと見て気になったのがめんたいフランス。
先日福岡に行ったのは火曜日、そして今後火曜日に行くことがメインなため当面好きなFull Fullさんのめんたいフランスが買えない。

そんなめんたいフランスへのあこがれから衝動的に買おう、と決意。
次いで、気になったかぼちゃアンパン、そしてまたもプレーンスコーンは無かったのですが、抹茶大納言スコーンがありましたので、こちらをチョイス。

お休みの朝、温めためんたいフランスをかじる。
ぱり、とざく、の間の軽快な音を立てて硬すぎないパンに明太の塩気が相まって、美味しい。
福岡のはい、これでもか!という明太感はさすがにございませんが、東京で190円でこの味わいはリピートです。
あの辛さがちょっぴり混じった後味がちょっと余韻として残る、すてきなひとときを。

これはと思わずかぼちゃアンパンをかじると、これがもう、煮物のような柔らかい具合のかぼちゃが詰まっておりまして
優しい気持ちへ。

ちょっと調べてみると、人気店になっただけで、基本はご家族で経営されている、パン屋さんだということが判明。
どえらい人気店ということで、店員さんがちょっとつんけんしていると感じましたが一見さんには
そうも対応していらんない、ということで地元の常連さんには優しいことでしょう、きっと。

スコーンは、バター感、さくっと感ひかえめのしっとりとしたタイプ。抹茶が濃厚でスコーンというより何かパンとケーキの中間、というイメージで食べておりました。
自分の中ではスコーンという部類ではないのですが、おいしいのでまた食べたいなという気持ちでおります。

かぼちゃアンパン140円、めんたいフランス190円、スコーン220円。
麻布十番でこのお値段だと、嬉しくなっちゃうなあ。
またお邪魔したいと思います。
イートインもチャレンジしたい。

しかし麻布~白金~高輪と美味しいパン屋さんが本当に多い。
日々違うパン屋さんで毎日成り立って行きそうな激戦区でございます。
競争の戦略からすると、これからもきら星のようなパン屋さんが周辺にオープンしていくことなのでしょう。
パン好きにはたまらないエリアだなと、改めて感じることとなりました。

<おいしいパン屋、ほかにも>

ポワンタージュパン / 麻布十番駅赤羽橋駅

夜総合点★★★★ 4.4