1. トップ
  2. ヒロセ流美食術
  3. 光とガラスのハーモニーに酔いしれて 広尾 バー「Aliviar[アリビアール]」

光とガラスのハーモニーに酔いしれて 広尾 バー「Aliviar[アリビアール]」

|

日曜日。広尾でさくっとご飯を食べ。お茶かお酒が飲みたくなってしまった。

ツリーハウス、アイランドベジーは営業終了、カフェ・デ・プレに行ってみたいと思ったらリニューアル後の「ソムリエ’sハウス」もやってなかった。月曜定休で営業時間内だったはずなのに何でだろう?

と結構広尾でふらふらと迷う感じに。

これはもう、お酒だな。日曜日にやっているバーを探そう、と調べて近めで写真の雰囲気も良い感じのお店に移動です。

広尾の商店街の奥から明治通りを渡り、すぐ左、に曲がったのはいいものの、途中で路地が気になってしまってふらふらして旧BON&SWEETSまで行ってしまった。

これはこれはと思って元の道に戻り、車1台がやっと通れるような住宅街を進みます。マンションの1階にお店を発見。

お店に入ると、先客が1人いらっしゃいました。

カウンターに座ると、眼前に広がるは3段に並ぶグラス類。切子が入ったものなど、1つ1つそれぞれ気にいって手に入れた、という思いが伝わってくるようです。

食後ですのでグラスホッパーを注文。マスターがグラスを矯めつ眇めつ、手に取って光にかざしたりしながら、グラスを選びます。

氷をアイスピックで砕き、木桶の中から選別し、パズルのようにシェイカーに入れていき、柔らかいスポットライトの中、カクテルの材料を丁寧に注いでいきます。

その動き、その指がおきれいで、うっとりとしながら眺めます。

グラスもそうなんですが、光の具合もほかのバーよりもよく考えられているというか、暗すぎず、間接照明がうまくお酒を照らすように配置され、キャンドルも画一的ではない器のなかで揺らめきます。これはかなり居心地がいいぞ。

しっかりシェイクされたカクテルをいただいていると、お隣のお客様向けにウイスキーを。氷を砕き、グラスに入れてウイスキーを注ぎ込んでステアすると水位がぐうっと上がり、それが回転しながら下がっているときに氷から白く煙った空気が見えます。

その時、朝、自然豊かな山あいで靄がかかっているところにいるような心持に。

思わず盃が進んでしまいました。

そんなことを描いている今、ちょっとお酒が飲めないので早く飲めるようになってまたお邪魔したいです。

アリビアールバー / 広尾駅恵比寿駅

夜総合点★★★★ 4.8

こちらの記事もおすすめ