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「こいつが強くなっている・・・!」に説得力がある物語。「ちはやふる」29巻 末次由紀 講談社

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序盤、太田への

いまのうちに 自覚しとけ

で、あらヒョロいいこと言うじゃないと思っていました。

で、そういえば小学校というこの作品のかなり序盤からいたんだったという彼が強豪北央でとったリーダーシップ。

自らを追い越されてでも、後輩を育てていく、目をかけていくというその様を先生の目を通じて見せることで、マンガの中の1年で、どれだけ各キャラクターが成長したのかの説得力があります。

どのように成長したのか、読者的にはその1年のようすが見えていないので「え、なぜこの人がいきなり強くなっているの!?」と思ってしまうマンガが多い中、作者がこの世界の登場人物一人一人を愛しているんだな、と感じます。

それは表紙の裏の作者のことばの

ヒョロくんを表紙に描くことも大きな夢でした。やったあ!
長く作品を編んでこられたからこそです。

からもそれは伝わってきますね。

田丸さんといい,かるたを通して、この部活を、仲間を通して自分を知り、物事の捉え方、考え方をみつけていきます。

かるたなんかやったってなんにもなんないよなあ

と通りすがりの少年は言いますが、その少年や、私も、部活を通じてこんなに得るものがあったかなあと思いだしてしまいました。

朋鳴坪口さんの

おれの青春こそ いまだっ・・・

ということばで、それは学生時代に限った話ではなく、自分に熱意をもって取り組めることがあるのか、否かということで変わってくるということがわかります。

自分にふりかえり、今行っていることに熱意をもって取り組みたいなと思いかえす次第であります。

次巻ちはやふるいよいよ30巻は2016年1月13日発売!映画が3月4月公開なので、こりゃ31巻もすぐ出ると見た。

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