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15年経った彼女たちは今「名前のない女たち 企画AV女優20人の人生」中村淳彦 宝島社

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中村淳彦さんの本を読んでいくぞうシリーズ。

これからの日本が取り組むべきテーマが浮かぶ 「貧困とセックス」中村淳彦 鈴木大介 イースト新書

これが2002年、15年前の本です。初出は、2000年から2002年です。

ここに出てきた女性たちの今を思うと、まぁ暗い気持ちになりますね。前回の〆が「楽しみ楽しみ。」になってたけど、全然楽しくないわ。

現在の彼女たちの人生は?

一番人気であったように見える、結城杏奈さんの名前で検索して、Wikipediaで見ると、活動期間が2003年まで。

30代後半から、40そこそこになっている彼女たちの人生は、この本で語られた企画AV女優になるまで、を折り返しにまだまだ続いていると思われ(亡くなっている方もいるかもしれないが)どんよりとしてしまいます。

公務員だった女、はありますがその他は概ね生い立ちがハード。家庭不全のオンパレード。この環境で育ってしまった場合、一過性のお金があったとしても、ただ、あるだけ。

困窮を脱する術を知らない、また一般的な常識とは別の世界がここにはあり、我々が良かれと思っていることが彼女たちの幸せにはならない確率が高い。

それに加えて、前述の貧困とセックス(これからの日本が取り組むべきテーマが浮かぶ 「貧困とセックス」中村淳彦 鈴木大介 イースト新書)を読むと、今はAVですら、応募しても全然出ることができず、お金を稼ぐ手段が制限されてきているのです。

AV女優になった女性への扱いのイメージ

私の中でAVに出た人がどういう扱いを受けるかというイメージはドラマ「夏子の酒」での松下由樹さんなのです。田舎に帰ってきたけど、何か影があって、周りからの噂で実は・・・とささやかれ、夏子が一生懸命育てる田んぼにたばこの吸い殻捨てちゃうわけですよ。

ああ、AV女優になると、夏子がこんなに一生懸命つくってきた田んぼにポイ捨てしちゃうのか、そんなにやさぐれてしまうことなのねと強烈にインプットされていて。

インターネット時代、写真も動画もあんなに検索されてしまうのに、この時代ほど稼ぐこともできないのに、応募者が殺到しているんだもんなぁ。

あと15年したら、本に載っていた女性たちと、今、企画女優しているような人たちはそれぞれどんな人生を歩むんでしょうね。


名前のない女たち 企画AV女優20人の人生

6月17日読了

ヒロセマリでした。

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