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世界が広がったように思える章があった「ウラからのぞけばオモテが見える」佐藤オオキ 川上典李子 日経BP社

前回読んだ対談集(努力量に運は比例する 『ひらめき教室「弱者」のための仕事論』 佐藤オオキ 松井優征 集英社)よりも、佐藤さんの作品を介して、いかにして問題解決を行うのか、という部分にフォーカスを当てた本でした。そしてその理由を「10の思考法」として佐藤さんと、共同著者のデザインジャーナリスト川上さんによって、整理しています。

まったく新しいわけではない、「チューニング」いう作業

印象的なアイテムが数多く紹介されます。

これは、USBにさす部分を様々な動物のしっぽのデザインにしたマウス。

これは、グラデーションで線を書くことによって、どんな背景色でもきちんと見えるという定規。

全く新しい!というわけではなくて、完成品を見てみると、「そうそう!」と唸ってしまうアイテムが多いです。

それを作るには、そこに前からあった要素にフォーカスして、ある一点を前面に押し出す。

それに至るまでに、クライアントとの会話・要望から「チューニング」と題された「一歩下がって」自分自身のブランド価値を見つめる作業を行っているという。

で、その糸口はどこから?!というところが気になって、読み進めたところ視野が広まる章が。

休み時間に休ませない

その物が使われていない時間に焦点を当てる、というところで紹介されたアイテムの斬新で、かつ、そこにたたずんでいる作品が輝いていること。


この水筒は、短時間で仕上げるお湯出しのお茶、長時間抽出させる水出しのお茶、双方に対応できる水筒になっている。
メカニズムはこちらのページが詳しい。

この休み時間を発見する方法に対して佐藤さんは

これは『新たな可能性』を見つけてあげる作業だからです。
P145

と言っています。確かにこの章を読んだことで、世界が広がったように思えました。それだけで、この本を読んだ収穫があるというものです。

他にも印象的なアイテム

こちらは化粧品のシリーズですが、これを並べると容器の肩やキャップが揃うようになっているという。

これは私も愛用しておりますルートート。

そこからパペットが出てくるという!カンガルー、ニンゲン、クマ、キョウリュウ。

ニンゲンってのがええやね。これはプレゼントにいいかもなーって思っちゃってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品の数々を見ているだけでも楽しいですし、10の思考法から何か問題解決のヒントが見つかれば更によし、だと思います。

1月5日読了

ヒロセマリでした。

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