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渋沢家三代 佐野眞一 文春文庫

先日論語と算盤という本を読んだ際に、気になった本です。

非常に面白かったです。
栄一という近代日本資本主義の父の実の子たちに降りかかる重圧。
それを女性であったり、学問に救いを求めたり、とにかく厳格に、
渋沢の家の人間という事を誇りに思い、重視したりと
何かバランスを崩してでないと生きていけないような姿を
様々な文献を読み解き、抜粋し伝えてくれる一冊。

昔の住所を調べてみたり、名前は歴史の時間に聞いたことがある、
レベルの人について調べてみたりしながら、
夢中になって読みました。

江戸時代末期から昭和にかけての人物像がくっきりと浮き上がる中、
自分の今までの不勉強を恥じ、このような人が生き生きとしている本と
出会って、歴史を自分の中で認識していくしかないな、と思います。