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自分に噓をつかず、自分を正直に表現し、その結果いい影響を持てるのか「自分をいかして生きる」西村 佳哲 筑摩書房

いいなぁ。ちくま文庫をかばんに忍ばせて、行く電車で、先々で読む。

公共交通機関の中は7割くらいがスマホやタブレットに夢中。

意識的に、紙の本を開くことにしている。

それが自分の健康法、特に精神を健康に保つためには、周囲のSNSに、ゲームに、さまざまな情報の伝達に溺れる様を横目に見つつ、自分の選んだ本の世界に向き合うことが重要なのだと思っている。

ちくま文庫というのはなぜだろうこの風合いが快い。

本屋でちらり手に取って気になったこの本の中身の方も、ゆっくりと考えさせられるものでありました。

人間は基本的に、「いい仕事」をしたい生き物だと思う。給料や条件とかステイタスの話ではなく、他の人々に対して「いい影響を持ちたい、という欲求があると思う。

この言葉にはっとする。人達の中で紙の本を広げるという行為は、人に対していい影響を持ちたい、という欲求からくるものではなかろうか。

「いい影響」とは、その仕事に接した人間が「よりハッキリ存在するようになる」ことを指すんじゃないか。「より生きている感じになる」と言い換えてもいい。

こんな風に意識的でなくてもいい。直接的な仕事でなくてもいい。自分をどうもち、どう行動していくのか。自分に噓をつかず、自分を正直に表現し、その結果いい影響を持てるのか。

インタビューの後日談が数多くあり、さまざまな人のヒントとなることばをかみ締めて、いろいろ噓ごまかしをしている自分が正直に生きられる道を探していきたいと思いました。

これは前著の「自分の仕事をつくる」とセットで読まないとダメだなということで、読みたい本リストへ。

もともとはバジリコで書いていた本なのか。バジリコというと取るに足らない事件の出版社か。おもしろいところだな。

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