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「日本のいちばん長い日」半藤一利 文春文庫

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この著作のタイトルは昔から知っていた気がしますが、他の半藤さんの本を何冊か読んでから読むこととなりました。

終戦というものに対する自分の理解がいかに限られたものであったか、と実感させられる本でした。

自分の理解というのが
原爆、ポツダム宣言、からのラジオで「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・」と聞かされて終わり
というイメージだったんですね。その裏側にこんな血だらけな、まさに命がけのやりとりが皇居付近で昼夜行われていたとは。

教科書でなんて書いてあったんだろう?授業だと3学期になって、駆け足で近代史をばーっとやられるのでもはや覚えていないのか?とはいえセンター試験で日本史選択、それ以外にも日本史を利用したので、少なくとも高校の日本史の教科書本文は最初から最後まで読み通しているはずなのに、それにしても全くイメージと違うことに驚きです。

テクニックとしての日本史と、物語としての日本史の違いなのでしょうか。

とは言え、この話はもう日本が敗戦必至、のところからスタートしているのでこの登場人物たちに対し、散り際だけを見て判断を下すわけにはならぬ、と思います。
これまた他の本を読んで、知っていきたいと思います。

あとがきを読むと、文芸春秋の編集部次長の仕事をしながら、毎朝4時起きで原稿をしたためていたと。
この内容を世に出すことが使命だ、とも思うのも仕方ない充実の内容でありました。
次何読もうかな。

『山本五十六』

『米内光政』

『井上成美』

『昭和天皇独白録』

『昭和史』

『あの戦争と日本人』

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