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色への執念が詰まった本。ためになる。「日本の色辞典」吉岡幸雄 紫紅社

JALの機内誌かアゴラ(ゴールドカードの人に届く冊子)の記事を見て、吉岡さんが気になって、読んでみた本。

日本の色辞典

色についての執念が凄い

その色をつくり出すにあたっての、文献調査がとてつもない。

源氏物語に枕草子、日本書紀古事記、延喜式といった日本の歴史を色という観点でひたすら紐解いていったひとたちが作った本。

ひとたち、というのは読んだ記事で書いてあったのですが、吉岡さんは社長として対外的な事ですとか読んだ文筆などをされ、染師福田伝士さんとタッグを組んで行っていると。

ご自身がこの紫紅社という出版社を設立した後に家業を継ぎ、もちろん染色業務に携わるわけですが、福田さんの技術にはかなわないと。その文章を見て気になったこともあって読んだのですが、これらの色を古文にあたり、検討して、二人三脚で染めていく。

もちろん工房には他のスタッフもいらっしゃると思いますけどね。そんな侃侃諤諤の議論を経て、手間と時間をかけて100を超す色を作り上げていった。その執念が詰まった本

色一つ一つに対する知識が深まりますよ。歴史背景、何をもって染められるのか、その原料について、その色で作られた工芸品など。

襲の色目(かさねのいろめ)も興味深く、特に桜の襲、白-紅花、蘇芳-紅花、白-蘇芳、また紅梅の襲、紅梅-蘇芳、白-蘇芳という組み合わせなんてウェブサイトにつかいたいなぁなんて。

私の文章での表現には限りがありますので、ぜひ、ご覧ください。

5月13日読了。ヒロセマリでした。

参考記事

お手元で折に触れ眺めたい一冊 「そうだ、京都、行こう。の20年」 ウェッジ

ここで紹介したブックカバー、初使用!やっぱり買って良かった。

自分向けの雑貨が嬉しい倉敷おみやげ これを買いました。

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