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芥川賞には、届かず。群像新人文学賞「ジニのパズル」崔実 講談社

芥川賞候補。でしたね。

受賞したコンビニ人間村田 沙耶香さんの本も読んだことのない私としては、これ獲ったかと思ったけど違ったので、コンビニ人間気になっちゃったよ。

内容的にね、私の気になるテーマじゃないですか。強烈な違和感の存在を心に留め置くことに「由熙 ナビ・タリョン」李良枝 講談社文芸文庫などと同様に在日韓国人の描く、日本。
私とあまり年齢が違わない為、プレイバックした世界観も、私の学生時代と近しいのですが、やはり私とは違った世界が見えていて。

私のなかでは正直そんなに大きな出来事ではなかったニュースに、彼女の世界がいかに揺さぶられ、脅かされたのか。
その、強烈な力。

そのシーンの力に、私はその他のシーンの粗さは許容範囲に収まってしまったという思いがあります。

デビュー作、即芥川賞候補。

ここから先、崔実さんが何を書いていくかが、むつかしいところなのかなぁと思います。同じテーマを温め、より精度を上げていくのか
(それは李良枝さんが行っていたり、吉行淳之介さんの原色の街で芥川賞候補、からの驟雨で受賞のような)
主人公を男性に変えていくのか、それとも・・・

と興味を覚える次第です。

こちらを読んで次は、とこのあたりを読むことにします。

9月18日読了。